杜のつぐみ療育園 ブログ

【支援事例:Yさん】時間の切り替えができるようになった【児童発達障害・個別プログラム】

    今回の支援ケースについて解説

    杜のつぐみ療育園新田東園での、支援事例のご紹介となります!
    今回は時間の切り替えが、少し苦手な児童に対しての支援をご紹介します。

    楽しく遊んでいたのに、それを止めて次の行動に移らなければならない時
    「まだ遊びたい」「ずっと遊んでいたい」「これからやることよりも今やっていることが楽しいからやめたくない」

    そんな思いから、なかなか行動の切り替えが難しいお子さんYさんがいらっしゃいます。
    そのため、当園で下記の支援を実施しました。

    時間の切り替えが出来るようにするための支援方法について【支援内容】

    ・Yさんには時間での切り替え時の号令係をやってもらうことにしました。係の名前は「リーダー」です。

    ・出席児童の名前が、各係ごとにホワイトボードに貼ってありますが「リーダー」の名前のわきには、メダルを貼って目立つ仕様にしました。

    ・そのカッコよさから、やる気を出したYさんはタイマーの音を聞くと「みなさん片付けてください!」と声をかけ、自身もいそいそと片付け始めます。

    ・そしてみんなの準備ができたら、次の行動の声掛けを「これから○○を始めます!よろしくお願いします」と声掛けするようにすると、みんなが続いて「よろしくお願いします」と言って始まります。

    支援を行った結果】時間の切り替えが出来るように

    簡単な工夫ではありましたが、上記は非常に効果があった支援方法でした。

    ただ「カッコいい係」というだけで、モチベーションを維持しつづけるのは難しいので、そこが今の引き続いての課題となっています。
    最近ではYさん以外にも、時々リーダーをやってお願いしている児童が数名おり、それぞれで効果は得られていると感じます。

    このような1つ1つの出来事が、私たちの日々の支援の励みになっています。
    今後も小さなステップに目を向けて、子どもたちと共に成長していきたいと思います。

    お子さまのことでお悩みがある場合、ちょっとしたご相談などでも、お気軽にお問い合わせください。
    杜のつぐみ療育園では

    ・コミュニケーションが苦手な子
    ・行動コントロールが苦手な子
    ・気持ちのコントロールが苦手な子
    ・変化に敏感な子
    ・注意散漫になりやすい子

    上記のお子様に対し、見守るだけではなく

    ・楽しくお話できたら、「楽しくお話できたね。」
    ・おもちゃを貸してくれたら「貸してくれて優しいね。」

    等々、話をする中で「自己肯定感」が高くなる様な、接し方を意識しております。

    また、お子様それぞれの特性に合わせた、課題を考え計画に沿っての支援を行っております。 まずはちょっとしたことでも、お気軽にお問い合わせください!

    下記「アドレス」と「お名前」のみの記入で、簡単にご連絡と、園の見学のご相談が可能です。
    発達相談に関するお悩み等ついて、どんな内容でも福祉のプロがお聞きいたしますので、まずはお気軽にご連絡ください!

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