杜のつぐみ療育園

【支援事例:7歳・男の子・Yさん】ルールを守ってお友達とも遊べるようになった【発達障害・個別プログラム】

    今回の支援ケースについて解説

    今回は、杜のつぐみ療育園荒井園での支援事例のご紹介となります!
    ルールを守れなかった7歳の男の子が、支援を受けたことでお友達とも仲良く遊ぶことが出来るようになったケースです。

    杜のつぐみ療育園荒井園に通って間もない時は、他のお友達とおもちゃの取り合いをしてしまうことが多く見受けられました。
    お友達を叩いてしまったり、時には物を投げてしまうことなどが多々ありました。
    Yさんは集団の中で生活することにまだ慣れておらず、自分が楽しいと思えるおもちゃを見つけると、ずっと使いたいという思いが強く出ていました。

    時には、その場その場での切り替えもスムーズに行えず、始まりの会・活動時間・おやつの時間・自由遊び等のプログラム(日々の流れ)が決まっていても、自分がしたいことをずっとしたいという気持ちが強くなかなか次の行動に移すことができませんでした。

    自分の要求が通らないと大声で「なんで!」と泣き出したり、その場から動くことができなくなったりすることもありました。
    そのため、下記の支援を実施しました。

    ルールを守れるようになるための支援方法について

    ①おもちゃの取り合いをしてしまった時に「ダメ!」等の否定的な言葉は使わず「他のお友達も使いたいので、○○時になったら使わせて下さいね」というような、事前に約束する形での対応を行いました。

    ②自由遊びの時間で楽しく遊べている時から活動時間に変わりなかなか移行できないときは、無理に移行することを強要せず自分のタイミングで少しずつ活動に参加してもらうようにしました。

    ③まずは活動の楽しさを知ってもらうことからスタートしようと考えました。1日の流れが分かると安心して活動に参加できるのではないかと考え、本人が理解しづらい24時間表記から12時間表記に変更して、説明してあげるようにしました。

    支援を行った結果。おもちゃを譲ったりみんなと遊ぶように

    ルールを守れるようになるため支援対応を行った結果、今までは1人で遊ぶことが多かったですが、お友達と一緒に遊ぶことが増えてきました。
    おもちゃを独り占めすることも減り、「これ使っていいよ」と、自分からゆずることができるようになりました。

    他にも、始まりの会などの団体活動に参加することができるようになりました。それだけではなく、司会を行ったり他のお友達をまとめることも自発的に行えるようになってきましたので、成果が見えて非常にうれしい限りです!

    自分の興味ない活動でも、他のお友達が楽しそうに行っているのを見て参加することもできるようになりました。 このような1つ1つの出来事が、私たちの日々の支援の励みになっています。
    今後も小さなステップに目を向けて、子どもたちと共に成長していきたいと思います。

    お子さまのことでお悩みがある場合、ちょっとしたご相談などでも、お気軽にお問い合わせください。
    杜のつぐみ療育園では、

    ・コミュニケーションが苦手な子
    ・行動コントロールが苦手な子
    ・気持ちのコントロールが苦手な子
    ・変化に敏感な子
    ・注意散漫になりやすい子

    上記のお子様に対し、見守るだけではなく

    ・楽しくお話できたら、「楽しくお話できたね。」
    ・おもちゃを貸してくれたら「貸してくれて優しいね。」

    等々、話をする中で「自己肯定感」が高くなる様な、接し方を意識しております。

    また、お子様それぞれの特性に合わせた、課題を考え計画に沿っての支援を行っております。 まずはちょっとしたことでも、お気軽にお問い合わせください!

    下記「アドレス」と「お名前」のみの記入で、簡単にご連絡と園の見学のご相談が可能です。
    発達相談に関するお悩み等ついて、どんな内容でも福祉のプロがお聞きいたしますので、まずはお気軽にご連絡ください!

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