杜のつぐみ療育園

放課後等デイサービスとはどんなところ?

    放課後等デイサービスとはどんなところ?

    学校教育法に規定する幼稚園、大学を除く学校に就学している障害児に、授業終了後となる放課後、又は夏休み等の長期休みとなる休業日に生活能力向上のために必要な訓練等を継続的に行うことにより、学校教育と相まって、障害児の自立を促進するとともに、放課後等の居場所づくりを推進するところです。生活能力は適応機能とも呼ばれ、環境や場面に合わせて行動できる能力を指します。
    心身に障害がある小学生から高校生の方を対象に、小集団活動、創作活動、レクリエーション、外出活動などを通して、自立した日常生活を送ることができるように、安心できる居場所、遊びの場、仲間作り、地域交流の機会などを提供するところです。

    放課後等デイサービスの3つの役割

    「放課後等デイサービスのガイドラインより」

    1.お子様の最善の利益の保障

    放課後等デイサービスは、個々のお子様の状況に応じた発達支援を行うことにより、お子様の最善の利益の保障と健全な育成を図ります。

    2.共生社会の実現に向けた後方支援

    放課後等デイサービスは、お子様の地域社会への参加・包容(インクルージョン)を進める為、他のお子様も含めた集団の中での育ちを出来るだけ保障する視点が求められており、学校や関係機関・保護者と連携しつつ、本人の気持ちに寄り添い支援します。

    3.保護者支援の重視

    お子様に向き合うゆとりと自信の回復、お子様の発達に好ましい影響を及ぼすことが出来るように支援します。保護者との信頼関係を構築し、お子様の発達に関して気兼ねなく相談できる場になるように努めます。

    放課後等デイサービスの基本的姿勢

    放課後等デイサービスでは、お子様の発達過程や特性、適応行動(年齢相応のコミュニケーション、運動など)の状況を理解した上で、一人ひとりの状態に即したサービス計画書(=個別支援計画)に沿って支援を行います。お子様の発達過程や障害特性を理解している支援員による発達支援を通じて、お子様が他者と信頼関係の形成を経験できることが重要です。この経験を起点として、友達と過ごすことの心地よさや楽しさを味わうことで、人に関わることのへの関心が育ち、コミュニケーションをとることの楽しさを感じることが出来るように支援します。また、友達を関わることにより、葛藤を調整する力や、主張する力、折り合いをつける力が育つことを期待して支援します。

    放課後等デイサービスの4つの基本活動

    1.自立支援と日常動作の充実のための活動

    お子様の発達に応じて必要となる基本的日常生活動作や自立生活を支援するための活動を行います。意欲的に関われるような遊びを通して、成功体験を促し、自己肯定感を育めるようにします。

    2.創作活動

    創作活動では、表現する喜びを体験できるようにします。日頃からできるだけ自然に触れる機会を設け、季節の変化に興味を持てるようにする等豊かな感性を培います。

    3.地域交流の機会の提供

    障害があるがゆえにお子様の社会生活や経験の範囲が制限されてしまわないように、お子様の社会経験の幅を広げていきます。

    4.余暇の提供

    お子様が望む遊びや自分自身をリラックスさせる練習等の諸活動を自己選択して取り組む経験を積んでいくために、多彩な活動プログラムを用意し、ゆったりとした雰囲気の中で行えるように工夫します。

    放課後等デイサービスはどんな子が通っているの?

    放課後等デイサービスの対象は「障がいのある就学児童」ですが、通われているすべての方に障害の診断名がついているわけではありません。例えば「発達障害の特性がみられるものの、診断基準には満たない状態(発達障害のグレーゾーン)」のお子様も必要性が認められれば通うことができます。必ずしも診断名や障害者手帳、療育手帳が必要というわけではありません。

    放課後等デイサービスにはこんな子が通っています

    お友だちとのコミュニケーションが苦手な子

    ・自分の希望を伝えたり、相手が何をしてほしいのかを聞いたりすることが難しく、お友だちとのやりとりでうまくいかないことがある。
    ・お友だちと遊びたいという気持ちはあっても、うまく誘えなかったり、輪に入れなかったりする。

    行動のコントロールが苦手な子

    ・順番を待つことが苦手で順番を守れず、割り込んでしまう。
    ・食事中でも気になることがあると、立ち歩いてしまう。
    ・自分の伝えたいことがあると他の子の話を遮ってお話してしまう。

    気持ちのコントロールが難しい子

    ・嫌なことや自分の思いが通らないと物にあたったりすることがある。
    ・イライラしやすく対人トラブルになりやすい。

    変化が苦手な子

    ・急な予定変更に対応出来ず、混乱してしまう。
    ・同じ道順を通らないと混乱してしまう。

    気が散りやすい子

    ・授業中に話を聞き続けることが難しい。
    ・作業の途中で中断してしまい、他のことを始めてしまう。
    ・忘れ物が多い。
    ・次の日の時間割の準備ができない。

    以上のようなことで「うまくいかないこと」「叱られること」が増えると自信もなくなり、自己肯定感も下がります。困っているのは、誰よりもお子様自身です。「叱られること」よりも「ほめられること」で伸びるお子様はたくさんいます。

    放課後等デイサービスでは、支援員は見守るだけでなく「楽しかったことを言えたね」「おもちゃを貸すことが出来たね」など何がよかったのかを適切にほめることで「自己肯定感」を高めています。

    お子様それぞれ特性も抱えている課題も違いますので、特性や課題を理解した上で計画に沿った支援を行います。

    また、お子様それぞれの特性に合わせた、課題を考え
    計画に沿っての支援
    を行っております。

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